ここ数日間はNZ中が悪天候に見舞われ、
あっちこっちで大雨や雷、竜巻まで起こっています。
ここワナカもずっと激しい雨が降ったり止んだり。
今日はワナカ周辺のスキー場は軒並みクローズに。
例年は6月下旬には営業を開始するのですが、
カードローナは僅か1日の営業で、
トレブルコーンはまだオープンしていません。
スキー場で働くスタッフや街のレストランなどは、
大きな痛手になっているかも知れません。
手頃なトレッキングが楽しめるMt.Ironも白くなりました。
この山は真冬でも雪が積もる事は珍しいのですが、
既に今年は2回目も雪が積もりました。
やはり日本のスキー場は優しいかも!
海外でのスキーは天候に左右される事が多いです。
でも僕が滑っている八方尾根スキー場で、
終日に渡り全てのゲレンデがクローズした経験は無いかな。
大雪で車が大きなマッシュルームになった朝は、
真っ先にテンションが上がりドキドキします。
しかしこっちでは街まで真っ白になる日は、
まず考えるのは果たしてスキー場はオープンしているのか?
そしてスキー場へ上がる道路は走れるのか?
真っ先にそんな心配でドキドキします。
NZではベースとなる街に雪が積もる事は滅多に無いですが、
積もった日はパウダーを滑れると言う事よりも、
気になるのはスキー場へ行けるかどうか?
現在はwebをチェックすれば簡単に分かりますが、
以前はラジオか電話で確かめなければなりませんでした。
また20分かけてスキー場の麓へ到着してから、
初めてスキー場や道路がクローズしている事を知る事も。
その点で日本のスキー場は、
シーズンを通して平均した積雪量が見込まれ、
スキー場内では必要以上に自然の脅威を感じる事も無く、
安心して遊べる環境は世界でも稀かも知れません。
きっとワナカでは白馬のようにバギーでは通えないでしょうね。
何をするにも自己責任が基本となる国と、
まずは管理責任を問われる国との差があります。
色んな事を自然の中で経験するには、
最終的には自己責任が基本にならなければ、
特に海や山で時間を過ごす意味は無いかも知れません。
しかしそれが全てかと言うと疑問です。
日本のスキー場はそう言う意味では、
世界でもこの上無く利用者にとり安全で優しい施設でしょうね。
決してヨーロッパや北米に比べ規模は大きくありませんが、
恐らく日本の自然環境に大きな変化が無ければ、
世界が注目するスノーフィールドになる可能性はあると。
夕方になると真っ青な青空が!
午後6時に放送されるTVのニュースでは、
NZ各地で悪天候に見舞われた映像が流れていました。
ワナカの天候は回復し徐々に晴れ間が。
ワナカ湖畔は冷たい風が吹いていましたが、
久しぶりに陽射しを浴びた気がします。
さて明日のお天気はどんな感じに?
もう直ぐ2週間のスクールホリデイがスタートします。
今シーズンはグッドタイミングですね。
ワナカの街は家族連れが増えて来たようです。
hermes einrichtungs service Taka with UG in the World: ワナカは朝から大雨です!